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ベジャール、そしてバレエは続く [実話・ドキュメンタリー映画]

20世紀最高のコレオグラファーと言われたモーリス・ベジャールを
失ったモーリス・ベジャールバレエ団。
ベジャールの死後初めての公演「アリア」のリハから初日までを追ったドキュメンタリー。
ベジャールの後継者に任命されたジル・ロマン芸術監督を中心に
今もベジャールを慕うダンサーたちの新たな挑戦の軌跡。
スイス・ローザンヌという世界有数のバレエの街で愛され続けるベジャールバレエ団。
ベジャール亡き後も、目の肥えた観客を魅了することができるのか。
また、この「アリア」の出来次第で、ローザンヌ市が
今後もバレエ団に資金援助を続けるかどうかを決定するという大事な公演でもある。

ジル・ロマンにのしかかるプレッシャー。
ダンサーたちの試練となる、難しい振り付けと過酷な練習。
重圧を乗り越える術を、彼らはベジャールに教わった。
その教えは今も体が覚えている。
踊っていると、ベジャールが今も舞台にいるような気がする。
そう思うだけで、深い安心感に包まれる。

偉大な先代から受け継いだバレエ団を一流に保つことは容易ではない。
ベジャールの教えを守りつつ、新たなステージへ。

創造をやめたら、前には進めない。
それは、芸術に限らずすべての人の人生に言えることではないか。

公式ホームページ
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