SSブログ
ファンタジー映画 ブログトップ

アリス・イン・ワンダーランド [ファンタジー映画]

かの有名なルイス・キャロル著「不思議の国のアリス」の物語から13年後。
19歳になったアリスは再びうさぎ穴に落ち、不思議の国へやってくる。
不思議の国の住人たちは、アリスが帰ってきたと喜ぶが、
当のアリスは、13年前にここへ来たことをすっかり忘れていた。
今、再び赤の女王が国権を握った不思議の国では
赤の女王のわがままに国民たちが虐げられている。
アリスは、不思議の国を救うことができるのか・・・??

現実には「あり得ない」世界。
こどもの頃は、何も考えずに飛び込めた世界。
大人になると、踏み込むのが怖くなるような世界で、
戸惑いながらも敵に立ち向かうアリスにとても勇気をもらえます。

Tim Burton監督の映画は、映像は非現実的なのに
テーマや内容が現実的で、見えない心の中を見ているみたいで
ときどきぞくっとします。
これまでのバートン監督作品に比べると、特有のdisgustingさが薄いので
(でもカエルのシーンは気持ち悪かった。私、カエル大嫌いなので)
その点では物足りないかもしれませんが、私は十分楽しめました。

ハイセンスなナンセンス。
摩訶不思議、だけど、知っているこの感覚。

ちなみに、3Dで鑑賞しました。
チェシャ猫が飛び出してきたり、穴の中に落ちる感じが
まるで遊園地のアトラクションに乗っているみたい♪

見所は、「Futter Wacken」ですよねっ!

かいじゅうたちのいるところ [ファンタジー映画]

言葉は矛盾しますが、リアルなファンタジーでした。
これは、賛否両論あるのわかるな~。

原作の絵本は、そのまま映像化したら10分で終わりそうな短いお話。
いたずらをして、ママに叱られ部屋に閉じ込められたマックス。
その部屋が海となり、その海を渡ってたどり着いた島には
かいじゅうたちがすんでいた!
映画は、その絵本のひとつひとつのできごとを、実証している感じ。
小さなボートで大海原を渡るとどうなるか?
WILDなかいじゅうたちの住む手付かずの地に
(こどもだけど)文明人の王様が現れたら、かいじゅうたちの反応は?
そういうことを拾い上げて、現実的に、文字通り「実写化」している感じ。
だから、設定はファンタジーだけど、かいじゅうたちの関係性やセリフは現実的。
映像もCGを使っていないので、自然の中におかしな生き物がいるみたい。
同じ手作り感たっぷりのファンタジーでも
ミシェル・ゴンドリー監督作品みたいなのを予想していたので意外でした。

あのモコモコのかいじゅうたちがかわいくて(たまに怖いのもいるけど)、
表情や動きも、チキンリトルみたいに愛らしい。
音楽もCoolだし、秘密基地を作るような「建国」の様子はわくわくする。
でも、かわいい~!って癒される映画じゃなくて
むしろ忘れていたこどもの頃のヒリヒリするもどかしい気持ちを思い出すような映画。
ときどき、こどもならではの「トゲ」が飛び出す。唐突に。
そのたび、どきっとして、あぁこの気持ちは知ってると気づく。

しかし・・・ラストへの持って行き方に関しては違和感が。
ネタバレになるので書きませんが、
マックスの心境の変化がきちんと描かれていないと思いました。
ラストそれ自体は、とても暖かかったですけどね
(いや〜でもあそこで湯気が出てないと!)。

こどものかわいらしさ、無邪気さ、美しさ、憎たらしさ、残酷さ。
それらすべてがあるところがつまり、かいじゅうたちのいるところなのですね。
BLOG7941.JPG
Where the wild things are is inside your heart...

公式ホームページ

ナイトミュージアム2 [ファンタジー映画]

六本木ヒルズにて、ナイトミュージアム2を鑑賞。

夜になると博物館の剥製や人形たちが動き出す!
今度の舞台はアメリカ最大の博物館・ワシントンのスミソニアン博物館。
ジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)などの登場人物に加え、
ナポレオンやアル・カポネなどさらに歴史上の人物がたくさん出て来て、
スケールもさらにパワーアップ!
今回は、絵の中の人物たちも動いていて、ラリー(ベン・スティラー)たちが絵の中に入る
という面白いシーンもあって楽しい!

前作は、何をやっても続かないラリーの成長物語(って言ってもラリーは十分大人の年齢だけど)
だったけれど、今回はそういうメンタル的な要素は少なかったかも。
今回も、仕事に追われるラリーが忘れてしまった「気持ち」を取り戻す
という要素は一応あったのだけど、
それよりもとにかく歴史上の人物が年代に関係なくどんどん出て来て
わぁ!という感じです。
女性初のパイロットアメリア・イアハート役にエイミー・アダムス!
彼女がこの映画に出るって知らなかったので、得した気分♪
他にもチャーミングな新キャラがたくさん出ていますが、
私のお気に入りは愛の歌を歌う天使たち♪とってもかわいいですよ。

こういう映画のおかげで、こどもも大人も歴史を身近に感じられるのがいいですね。
実際、ニューヨークの自然史博物館へ行ったとき、
先生に引率されたこどもたちがネイティブアメリカンの人形のガラスケースに
顔をくっつけるようにして「あれは何を持っているの?」とか質問していて
いい光景だなぁと思ったものです。
きっとこの映画シリーズを見てから博物館へ行ったら、もっと歴史が面白くなるはず。

私も、西洋史をひもといてみたくなりました。

単純なお話なので、今作だけ見ても話はわかると思いますが、
前作を見てからの方が楽しめると思います。

ナイト ミュージアム [DVD]

ナイト ミュージアム [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD


ファンタジー映画 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。